ウーハーをbeyma 6B30/Pにした
ウーハーとしてして使っていたALPINE DDDS5Ⅱを低音ブーストの試験していたところなんか変な濁り音がしてきたのです。よく見ると片方のエッジが劣化してヒビが入っていることに気が付きました。使い続けようと思っていたので大変なショックです。
仕方がないので次なるウーハーを探すことをはじめました。
まず、エンクロージャー(スピーカーの箱)のスピーカー開口径が145mmなのでそれに合うウーハーを探す必要があります。
次に、最近買ったツイーターKASUN QA-2102Xの動作能率(インピーダンス8Ωで89dB/W)に合うものとなります。
結局、たどり着いたのがコイズミ無線で売られているbeyma 6B30/PとHiVi M6Nでした。結局、高音域の暴れの少ないbeyma 6B30/Pとすることとしました。
beyma 6B30/Pは、スペイン製の16cmウーハーでインピーダンス8Ω、動作能率90dB/W、最低共振周波数56Hz、再生周波数帯域:55〜8,000Hz、Qes=0.6、Ms=14gとなっています。
有効振動半径は16cmスピーカーの平均的な6.1cmを仮定してエンクロージャー容量33Lで密閉箱の計算をするとシステムの最低共振周波数は65Hzとなりまずまずの低音が出る計算です。
次に、ツイーターKASUN QA-2102Xとのネットワークですが、3,000Hzクロスオーバー周波数で6db/octとして計算すると高音になるに従ってウーハーのインピーダンスが高くなるのでグラフより3,000Hz付近では11Ω程度となり、ウーハーに直列するコイルは0.58mHと計算されます。しかしながら、結局、取り替えも面倒くさいので0.3mHのコイルのままでまずは聞いてみることとしました。ちなみに0.3mHでは8,000Hz程度のカットオフ周波数と計算されました。
回路図
早速、コイズミ無線で注文してみました。私は知らなかったのですがコイズミ無線ではAmazonの決済が利用できますのでそれを利用しました。価格は単価7,750円ペアで15,500円(税込み送料込み)となりました。今、コイズミ無線でbeyma_6B30/Pを買うと単価9,257円と高くなっているのでSALE中だったみたいです。
ものが届くと外箱の中にはちゃんと緩衝材が入っています。(写真なし)beymaの箱を取り出し中を開けるとウーハーしか入っていません。マニュアルも緩衝材もなしです。まあ、スペックはWebページで十分分かるので問題ありませんし、ウーハーも特に破損等の問題はないようです。
センターキャップが写真ではわかりにくいですがメッシュとなっています。密閉箱に合うのかチョット不安になりました。
ネジ穴ですがなんとALPINE DDDS5Ⅱのネジ穴と一致しました。新しくネジ穴を開けずに済みホッとしました。ネジは同梱されていないのでALPINE DDDS5Ⅱを取り付けていたネジを流用しました。
beyma 6B30/Pウーハーをエンクロージャーに設置したところ
ウーハーの端子の大きさは平型端子大が丁度合います。近くのホームセンターで買ってきました。
平型端子を圧着しウーハーに差し込んで見ました。ウーハーをエンクロージャーに設置しようとしたところ平型端子が引っかかってしまうので平型端子は折り曲げました。(写真なし)
さて、それではウーハーを取り付けて音出しです。ツイータを付けてサブウーハーを切って聞いてみたところALPINE DDDS5Ⅱに比べて低音は出ている感じがしますが低音ブーストなしではやはり物足りない感じがします。これに、アンプ(ネットワークCDレシバー ONKYO CR-N765)のBass +3にさらにPM.BassをOnにすると結構な低音が出てきます。これで、十分低音が出るのでサブウーハーTEAC SW-P300が必要ないかと思ったぐらいです。しかし、サブウーハーを加えてBass 0でPM.BassをOnにすると28Hzぐらいからモコモコ低音が出てきます。これで、実家で所有している日立Lo-D HS-1400WAと同等ぐらいの低音が出るようになった様に感じました。
ツイーターとウーハーのつながりですが当初心配していたような3,000Hzから8,000Hzの不自然なつながりは感じられずコイルを0.6mHに変える必要はなさそうです。
結論、サブウーハーのアンプによる低域ブーストで周波数特性(f特性)は、フラットとは言えないものの低域の音圧は十分出て低音豊かに鳴るようになりました。ツイーターとウーハーのつながりも特に気になるものではなく6db/octネットワークではあまりカットオフ周波数をシビアに追求しなくても良いものと感じました。私の耳が良くないだけかもしれませんが。
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