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2015年4月18日 (土)

食料自給力(食料の潜在的生産能力)について考えるところ

 皆様、食料自給力という言葉をご存じでしょうか。
 少々前に出た言葉ですが、私の調査力の無いせいか最近になって知りましたのでご紹介し、備忘録として記載しておきたいと思います。
 農林水産省のWebページhttp://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/011_1.htmlの中に載っております。

食料自給力とは、「我が国農林水産業が有する食料の潜在生産能力」を表すものです。

と言うことです。この潜在生産能力つまりは遊休農地や二毛作、二期作をフル稼働させた力と理解できます。
 私も食料安全保障上、中長期的には食糧自給率よりも潜在的な食料自給が重要ではないかと思っていたのです。それは、世界的な人口増加やより耕地面積の必要となる畜肉への嗜好があり、これにより、徐々に食料が不足し日本の食料安全保障に影響を与えるものと思っているからです。
 例えば、穀物価格http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_zyukyu_kakaku/pdf/kakaku_0410.pdfをみると一時の投機的な山を越え幾分落ち着いてはいます。しかし、先ほどの理由により食料は不足し私は上昇指向は止らないと予測しています。
 徐々に不足すると言うことは、今の食糧自給率をうんぬんするよりも潜在的な食料自給である食料自給力を重視するべきだと思うゆえんです。つまり、食糧危機がやってきてから対策を打っても遅いと言うことですし、今、食糧自給率を無理矢理上げて経済的損失を被ることも得策ではないと思うところもあります。
 さらに、Webページでは食料自給力が人の力や資材に支えられているところであることも示されています。当然、農地だけがあっても仕方がないわけです。
 重ねて言いますが、我々の目標は、今後の食糧不足に備えながらもどう経済的損失を低く抑えることであると思うのです。ですが、農業は基本的に1年1ターンしか経験が積めませんので、農業は停滞させても農業人をどう守っていゆくかが課題のように思います。それに比べるとまだ資材の方は比較的簡単に目処がつくのでしょうか?
 TPPも短期的な食料供給力(先のWebページにも出ていた)のみを考えれば問題ないのでしょうが、世界的な食料不足問題を考えれば長期的な食料自給力を減退させる可能性があることにつながり、大いに心配されるところです。また、TPPによる輸出入障壁が減退された時には、「貧乏人は麦を食え」と池田勇人が言ったように所得の大小により少しばかり安全性に不安のある輸入農産物を買わざるを得ない層が出現することになるのでしょう。まあ、既に加工品の多くが輸入になっており、そう言ったことは既に出現しているのでしょうが。(昔、手の無い猿が各所で出ていましたが、その原因は結局なんだったんでしょうねー。と、食品を疑っているのです。)
 あと、当方が心配しております近隣諸国との紛争が起きた場合の食料供給力は食糧自給率と海運が確保されていなければ、はなはだ心細いところであるので、破綻をきたさないよう努力して欲しいものです。(農林水産省の行っている「食糧供給にかかるリスクの分析・評価結果」http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/pdf/risk.pdfには記載がありません)