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2024年11月

2024年11月29日 (金)

日本原駐屯地一般公開

 陸上自衛隊日本原駐屯地は岡山県東北で津山の東、奈義町にあります。
 今回は11月3日にあった日本原駐屯地創設59周年記念日行事(一般公開)に行ってきたのでその紹介です。
 敷地に入ったら手荷物検査です。偉い議員さんが来ていたので厳重です。
 観閲式は途中からになりました。偉い議員さん方が紅白台の上から式辞を述べたりしています。

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 式辞が終わったら観閲行進です。整列した隊員が行進した後は音楽隊が行進です。

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 その後各車両が行進です。

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 155mm榴弾砲FH-70の行進です。加農砲に見えるけどと思ったら現在では加農砲と榴弾砲の区別が無くなったそうです。

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 何のトラックか不明でしたが、ググってみると対空レーダー装置JTPS-P14だそうです。

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 93式近距離地対空誘導弾と81式短距離地対空誘導弾です。

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 出雲駐屯地から偵察戦闘大隊?も応援に来ています。

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 中でも16式機動戦闘車が目に付きます。

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 最後にUH-1Jヘリコプター

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 次の音楽隊演奏・太鼓演奏の後、模擬戦です。

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 榴弾砲の援護 大きな音、すごい迫力です。

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 16式の援護を受けつつ隊員が迂回しながら敵陣地へ

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 敵陣地制圧!

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 装備品展示
 常設のものと特設のものがあります。まずは特設のものから。

 軽装甲気動車(LAV)装甲や防弾ガラスは小銃程度の防御力とか。

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 155mm榴弾砲FH-70 イギリス、西ドイツ、イタリアの共同開発によるもの。最大射程は通常弾で24kmロケットアシスト弾30km 導入開始から40年近く経過し老朽化しているため順次退役。422門と調達数が最も多い国となっている。
 ウクライナで使われていたフランスのカエサル155mm自走榴弾砲に比べると照準も自動化されておらず旧態依然です。陸自でも19式装輪自走155mmりゅう弾砲に置き換わりつつあるようです。
 行列に並べばハンドルで砲身が動かせたようです。

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 UH-1Jヘリコプター 2名(パイロット)+11名(乗員)エンジンは川崎重工製T53ターボシャフトエンジン(ガスタービン)

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93式近距離地対空誘導弾 35mm2連装高射機関砲 L-90の後継。ミサイル本体は91式携帯地対空誘導弾を流用している。

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 81式短距離地対空誘導弾 最大有効射程:約10,000 m 最大有効射高:約3,000 m。後継は11式短距離地対空誘導弾として制式化された。
 ミサイルが載っていません。

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 87式偵察警戒車 主砲は日本製鋼所でライセンス生産したエリコン社製25mm機関砲KBA-B02、機関砲同軸には74式車載7.62mm機関銃

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 そして、最後に16式機動戦闘車 主砲は52口径105mmライフル砲 74式戦車の砲弾が使える様。7.62mm同軸機銃、砲塔上部に12.7mm重機関銃M2 砲塔には車長、砲手、装填手、車体には操縦手の4名が搭乗。自動装填ではないようです。車体前方左側には出力570psのディーゼルエンジンが乗っているそうです。車重は約26t。最高時速100㎞/h。

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 次に常設のもの(ほとんどが退役しているものの様です。)
 こんな具合に並んでいます。

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 155mm榴弾砲M1(FH-70より砲身は短いです。)退役。

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 74式105mm自走榴弾砲 以前行った朝霞駐屯地にもありました。退役。

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 74式戦車主砲51口径105mmライフル砲 エンジンは空冷2サイクルディーゼルエンジンで720ps。最高時速は53km/h 車量は約38tです。退役。

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 61式戦車 主砲90mm戦車砲(ライフル砲) エンジンは空冷4サイクルディーゼルエンジンで570ps。最高時速は45km/h 車重35tです。退役。
 61式の強みは全幅2.95mにおさえて在来線(幅3m)で運べることです。ウクライナでも列車で戦車を運んでいることから、日本でも戦車を作るのであれば在来線で運べる中戦車を主体に作るべきではないでしょうか。と、言っても、戦車が活躍する前に食料とエネルギーが途絶するのですが。

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 60式装甲車(装甲人員輸送車)乗員数4名+兵員6名 12.7mm重機関銃M2 74式車載7.62mm機関銃 エンジンは220ps 最高時速45km 車重11.8tこれも全幅2.40mで列車に積めますね。退役。

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 35mm二連装高射機関砲(L-90)退役。

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 105mm榴弾砲 (米軍供与品のよう)退役。

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 軽装甲機動車 特設でもあった。

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 広報資料館(内部は写真撮影不可です。)
 旧軍の小銃が4丁ほど展示されていました。
 砲弾も展示されていましたが思いの外大きく驚かされました。

 正門前には203mm自走榴弾砲やら多連装ロケットシステム(MLRS)もあったようだけど今回は見れてません。
 以上です。

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2024年11月24日 (日)

ロシアの北朝鮮兵動員や中距離弾道ミサイル発射について

 最近、ロシアでは北朝鮮兵を動員したり11月21日に中距離弾道ミサイルを発射したりと行き詰まりを見せていそうです。
 米国国務省の発表ではロシアで北朝鮮兵が1万人以上動員したと報道されています。自国の兵力に余力がない証拠です。
 また、プーチン大統領は中距離弾道ミサイル発射についてウクライナが欧米から供与された射程の長いミサイルで、ロシア領内に攻撃を行ったことへの報復だとしています。ロシアの核があるぞとの次の段階への脅しと見られます。しかし、これも他に報復として手段が無いことの証だと思います。
 これらのロシアの行動はロシアがウクライナ侵攻で手段が限られており行き詰まりを見せていることを物語っているのではないかと思うのです。
 アメリカ大統領選挙でトランプ氏が選ばれたこともあり停戦に向けて米国は譲歩するのではと思わされます。ロシアもウクライナからのネオナチ一掃や非軍事化など取り下げて停戦に向かって欲しいところです。ロシアが行っているウクライナへの占領地は帰ってきませんが仕方ありません。どちらも、そんなに余裕はないはずです。

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