イランがイスラエルをミサイル等で攻撃したが99%撃墜される
4月14日にイランがイスラエルに巡航ミサイル30発、無人機170機、弾道ミサイル120発により攻撃したものの巡航ミサイルと無人機はすべて撃ち落とされ、弾道ミサイルもほとんど撃ち落とされ99%が撃墜されたそうです。
今回、巡航ミサイルや無人機がすべて撃ち落とされていますが、攻撃にかかった費用と迎撃にかかった費用がどの程度なのか興味の湧くところです。ウクライナ侵攻でも明らかなように戦争が経済戦も戦っていることから無視できないところです。
一方、日本でも飽和攻撃に近い弾道ミサイル等の同時発射の場合にどの程度防げるかが推測されるのです。当方は、弾道ミサイルが実戦で97.3%と結構撃ち落とされていることに驚きを隠せません。当方、50%落とせればよくやっていると考えていたからです。弾道ミサイルになると高速なのでミサイルで本当に迎撃できるのだろうかと思っていました。
他方、弾道ミサイルは完全には撃墜できないことが分かります。通常弾頭に核弾頭を紛れ込ませることで幾らかは目標に到達できることが分かりました。核兵器の威力を考えるとこの確立が高いのか低いのかと言う議論が起きてくると思います。
最後に、今後のイスラエルやイランの出方です。イスラエルは今回の攻撃に対する報復をするのでしょうか。即時報復がなかったところを見るとイランへの直接的なミサイル攻撃や空爆は無いのではないかと思っています。99%撃墜してほとんど攻撃を無力化したのですから我慢して欲しいところです。
一方、イランの側はどうでしょうか。今回の攻撃は防がれて報復としては実質手ぶらになってしまいました。それでも、報復したぞという手順は踏みました。こちらもさらなる攻撃はやめて、これで我慢して欲しいところです。
ここらへんで両国が踏みとどまってくれないと中東情勢は雲行きが怪しくなってきて石油を始めエネルギー価格にも影響が更に及びそうです。
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