プリゴジン氏反乱しベラルーシに逃れたか?
ウクライナで活動中だったロシアの民間軍事会社ワグネルをひきいているプリゴジン氏が6月24日に反乱を起こし、25日にはモスクワの南、約500kmのボロネジの軍事施設を制圧しさらに北上、200kmあまりのリペツク州に迫っているかと報じられていたが、その後、ベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介がありプリゴジン氏はベラルーシに亡命したもよう(消息不明)です。
「弾薬が70%足りない。ショイグ(国防相)、ゲラシモフ(参謀総長)! 弾薬はどこにあるんだ」とプリゴジン氏が怒っている様を見るとウクライナ侵攻で、ワグネルを冷遇したため引き起こされたものとも理解されます。しかし、そもそも、ロシア軍自体が相当消耗しているようなのでワグネルだけに不満が溜まっていたとは思えません。プリゴジン氏が発言可能だったから起きたことかもしれません。こうした反乱はロシア軍の中で不満に思う人がいれば引き続き出てくる可能性があるわけで、プーチン大統領が公に裏切りを認めたことを考えると非常に重い出来事ではないかと思われます。ロシア軍はウクライナ侵攻の総戦死者数すら発表していない状況ですから、現時点での内輪もめの状況は発表したくないはずです。
そうは言いながら、プリゴジン氏自体はワグネルのトップであり反乱まで起こして自分の身に危険が降りかかるようなことをするのでしょうか。身近な人を亡くしたりしたのかもしれません。何か怒りにまかせたものだったのかもしれません。反乱自体がプーチン大統領の失脚を狙ったものではなく、ショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長の更迭を狙ったのかもしれません。いずれにせよ、目的は達せなかったように見えます。
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