ローカル鉄道は国防上も重要
近頃、ローカル鉄道の廃止議論がJR各社からの会見により注目されてきているようです。当方も、ブログで「ローカル鉄道を自衛隊の補給線として維持しては」として自衛隊の補給線としての活用が重要としたところですが、平井鳥取県知事へのインタビュー(2022年07月05日)や乗りものニュースの記事(2022年07月22日)で国防上の重要性を最近目にしたところです。
当方も、ウクライナ情勢を見ていると国防上、鉄道利用は重要と改めて感じています。軍事物資の補給路だけでなく住民避難にも役立っているのです。平井知事のインタビューの中でも4100万人の人口の中、避難した人は700万人に迫りその多くが鉄道を利用していると、しています。
さらに、平井知事のインタビューで日本の防衛力の観点からも
1906年に公布された鉄道国有法の背景には日露戦争が関係していた。日露戦争によって軍事面や産業面での鉄道の重要性が強く認識されることになり、それまで国と民間の双方によって整備が進められていた鉄道網の大半が国有化され、国の元で一元管理されることになった。
と、一元管理としての国有化の意義が示されています。
また、乗りものニュース記事では、見出しに“戦車も火砲も鉄道貨物が必要だ! 自衛隊が国交省へ「直訴」に至ったウクライナ情勢と国内事情”と、載せられ記事の最後の方にJRの赤字ローカル線の実情発表に対して自衛隊の“鉄道必要論”を示しています。
当方は、再び国有化とまでは申しませんが、赤字路線を残したほうが良いと考えています。これは、尖閣諸島を見捨てるのか日本国土として守るのかの議論にも通じるところがあるものと思っています。
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