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2022年3月 6日 (日)

尖閣諸島侵略に備えよ!要塞化の方が人命重視だ

 最近、ウクライナの侵攻もあり、台湾や尖閣諸島への支那(中華人民共和国)からの侵略もにわかに現実味を帯びてきたように見られます。
 表題にもありますように当方は尖閣諸島を守るためには水陸両用車などで奪還作戦を行うよりも要塞化や陣地化を行ったほうが人命重視になるのではとの見方です。
 なぜならば、要塞化して守ったほうが敵に対して1/10程度の戦力で済みそうだからです。これは、戦国時代の攻城戦で言われているところですが、近代の通常戦力でも攻防戦である硫黄島の戦いを見れば明らかです。硫黄島は約21,000人の守備隊に対して米国は空からの空爆と海からの艦砲射撃を加え海兵隊約30,000人を投入したにもかかわらず、日本の損害の死者約20,000人に対して米国の損害は死者行方不明者6,821人、戦傷者19,217人合わせて26,038人出してようやく硫黄島の奪取に成功したという惨憺たる状況になっています。
 これらを考えると、敵に上陸を許して陣地構築を図られるとこちらの犠牲が多くなることが考えられます。それを避けるためには先に尖閣諸島を要塞化ないしは陣地化をしておく必要があると考えるのです。
 まあ、水陸両用車による奪還作戦を敵陣地構築までにしてしまえば良いとか、必ずしも尖閣諸島に上陸するだけではなく他の島しょ部への上陸の可能性もあるとかの理由もあるのかもしれませんがそれでも守備隊により守りを固めれば1/10の戦力で済むはずなので考えたほうが良いのではないでしょうか。
 きっと、これに対しては支那の反発を恐れて経済界から反対されているものと思われます。しかし、支那の工業化をすすめた結果として民主化が自ずと進むという幻想は既に絶たれているのです。むしろ、支那の覇権拡張や軍備拡張が示す現実は、我々にも間近に降りかかってくる様に思われます。そうなってからでは、ウクライナ侵攻に見るように遅いのではと思われるのです。今のうちから経済的にも脱志那化を進めたほうが良いように思われます。
 一方、経済の考察的なニュースとしては、日本がドイツ、台湾、韓国より国際分業が進んでいないため経済的にこれらの国から遅れを取っているとの記事を見かけます。しかし、日本が今置かれている現状を考えると、安全保障も考慮した結果、例えばコメの輸入規制など経済的に不利にもかかわらず経済統制が行われているものと示唆されます。安全保障と経済の関係はどうしても二律背反してしまうようなので皆様もよくよくお考え願います。


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