Raspberry Pi 4でpython3へpipによるライブラリの導入
当ブログ「RaspberryPi 4にUbuntu 20.04 LTS Serverをインストール後GUI化してみた」でも書きましたが、雑誌「Interface3月号」の「Pythonで信号処理 時系列データ解析編」に掲載されているソースコードが動かせないものかと思い導入したものです。当方、パソコンのShuttle XS35 GTを32ビット版Ubuntu 18.04 LTSにアップグレードし導入しています。Anacondaも合わせてアップデートしてみたのですが32ビット版ではインターフェース3月号のソースコードが作動せず、ライブラリが最新版にならないことが原因と思われたのです。
Berry Condaについては試していませんが、raspbianが32ビットなのでBerry Condaも必然的に32ビット版と思われ最新化が進んでいないのではと思われたのです。
そこで、Raspberry Pi 4へのUbuntuの導入となった次第です。結局、よく考えてみればこの状態ではx86系でないのでAnacondaは動かず、UbuntuなのでBerry Condaも動かずということでした。ここまで来た意味は何だったんだろうと思いながらも、pipでライブラリをそれぞれ導入してみてはどうだろうと考えてみたのです。
$ sudo apt install python3-pip
と、pipをインストールし、その後、NumPy、SciPy、Pandas、Matplotlibの各ライブラリを以下のように導入してみたところ
$ python3 -m pip install numpy
$ python3 -m pip install scipy
$ python3 -m pip install pandas
$ python3 -m pip install matplotlib
導入は成功し、Interface第1章にあったソースコードでは、作動し始め次々にグラフが出てきました。まだ、他の章のソースコードは確認していませんが、恐らく動くものと思われます。やれやれです。
ちなみに現在のそれぞれのバージョンは
Python 3.8.5
$ python3 -m pip list
で示された。(他のライブラリもabc順で表示されます)
numpy 1.20.1
scipy 1.6.1
pandas 1.2.3
matplotlib 3.3.4
です。
<当ブログ参考>
RaspbianへのPythonライブラリの導入(上手く行っていません)
Raspbianでアップグレード等の後HDMIの音が出なくなった(一応の解決)
Raspberry Pi 4のUbuntu 20.04 LTS Server で解像度の変更
Raspberry Pi 4に導入したUbuntu 20.04 LTS Server を日本語化
RaspberryPi 4にUbuntu 20.04 LTS Serverをインストール後GUI化してみた
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