日本製鉄 “CO2排出量実質ゼロ”を2050年までの目標に
今朝ほど、NHKのニュースで日本製鉄が2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロにする目標を掲げる方針との報道がありました。電炉や新しい技術である水素還元による製鉄によるものだそうです。当方、前回に“「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を見て”で指摘したとおり、電気や水素を利用した物は結局電源が火力発電によるものなので二酸化炭素を回収して地中に捨てる技術がないと脱炭素化は無理なように思えます。
目標の達成には5兆円規模の投資が必要との見通しだそうです。当方、5兆円投資しても電気や水素を利用する技術ではあまり意味がないように思えます。さらに、この投資額を上乗せした鉄の価格がコンクリートや木材等の代替材より安くなるのでしょうか。
また、当方は、日本製鉄は二酸化炭素排出量ゼロに反対しなかった理由を思いつきません。5兆円と言う数字は微妙に感じ、数字を出して実質無理という言い訳にしたいようでもないようです。世界的な潮流により製鉄業にも二酸化炭素排出量ゼロと言う目標を課して行くとの考えに行き着くのでしょうか。
あと、ニュースの中で製鉄での二酸化炭素の排出量が国内全体の約15%が示されています。当方ブログ“2050年の温室効果ガス排出0なんて無理じゃないの”でも示した日本国内のエネルギー消費量12.5%とそんなに開きはありません。石炭利用が主なので二酸化炭素排出量では幾分大きめにでているのでしょう。
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