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何だか、先日あるテレビのニュース番組でイージスアショアの基地候補地区での住民反対運動を取り上げていたのですが、当方は何となく気持ち悪さを感じてしまったのです。それは、イージスアショアが近くに来てくれるのならミサイル防衛としてはより安全になるはずなのに、それをなぜ反対するのだろうかという疑問から来るものではないかと思うのです。そのニュースを見ていても住民の方々がなぜ反対するのかちっとも分からないのです。ミサイル基地が住宅密集地に近すぎると言う理由をあげていましたが、先ほども述べたようにむしろ敵のミサイルからはより安全になります。事故のことを考えているのであれば、一般の工場や事業場でも起こりうる問題です。最近では浸水で起きた総社市のアルミ工場の爆発や札幌不動産店舗ガス爆発事故が記憶に新しいところです。当然、そう言ったことにも地域住民は反対運動を起こすのでしょうがなぜにことさらイージスアショア反対運動がニュースで大々的に放映されるのかは疑問です。
さて、それとは別に当方は、それ以前にイージスアショアを含めミサイル防衛には実効性に疑問を持っていることは本ブログでも度々述べているところです。“「軍事のリアル」冨澤 暉著(新潮新書)を読んで”、“北朝鮮の核・ミサイル開発について起きてきた諸々のことについて考える”など。ミサイル防衛(MD)については、そのニュースでも迎撃能力以上にミサイルを撃ち込んでくる攻撃(飽和攻撃)によるすり抜けがあることを元自衛隊幹部の言葉で語っていました。
最後に、これらの元凶になっている北朝鮮情勢を感慨したいと思います。北朝鮮には経済制裁が実施されており、これが本当に実行あるものであるならば既に北朝鮮では大きな影響が出て車も殆ど走れず、食料にも困窮する事態となるはずであり、当然非核化以外の選択は残されていないはずですが、交渉は遅々として進んでいないようです。どう見ても闇貿易どころか闇援助がなされているとしか思えないところです。日本海に北朝鮮の漂着船が多くなっているので内実が悪化していることは計り知るところですが、それよりも交渉が進まないことに対して我々の運命はいかにと言うところで、当方はじれてしまいます。
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