円は基軸通貨になるのか
このところ幾分戻したとは言え円高が続いています。
昨日のブルームバーグが発出したネットニュースで「円の一段高示唆、1ドル95円想定も」との標題でいっそうの円高が進むのではないかとの記事が載っていました。
この中では、円相場と日米国債利回りの格差との相関が強まっており、そこからするとFRB議長が利上げの停止を示唆する中で一層の円高が進でのではないかとの内容です。他社のアナリスト(分析家)の言葉を持って1ドル95円もと語っています。
円高が進むと日経平均が下がる傾向が顕著なので当方は困ってしまいます。しかし、日本は空前の金融緩和をしており当方思いますに円高が本当に進むのかしらと疑問を持っています。
もう一つは、このような中で円高が進むとそれは海外に円が流出することを意味し円での決済もそれに伴い進んでくるのではとの当方の推測です。これがまさに円の基軸通貨化です。これにより、海外で円を保持する必要があるので物価高は避けられ更に金融緩和が進むのではと思っています。そして、円高により日本から生産財が海外に流出することも考えられます。これが極端に進み、海外からの輸入品ばかりに頼るようになったら円高が逆転し円安、物価高に成るものと考えられます。結局は金融緩和をやめられないので最終的に円安、物価高に成るものの基軸通貨化はこれを遅らせる要素であると思うのです。この辺どうなんでしょうか?
18日日経平均日の終値20,666.07円、米ドル109.77円/$、石油WTI53.99$/bbl。ちなみに当方の資産増加率は大幅に下げ0.1%です。


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