フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2025年10月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

にほんブログ村

  • にほんブログ村

« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »

2017年12月

2017年12月24日 (日)

NHKスペシャル「激変する世界ビジネス“脱炭素革命”の衝撃」を見て

 12月17日に放送されたNHKスペシャル「激変する世界ビジネス“脱炭素革命”の衝撃」を見て感じたことを遅ればせながら書いてみます。
 まず、“脱他炭素革命”と銘打っているのですがそれは、自然エネルギーがこれからの本流であることが前提になっていていささか疑問に感じてしまうので調べてみました。番組の中で主に出てきたのは太陽光発電と風力発電ですが本当に投入したエネルギーに対して出力エネルギーが上回るのかという疑問がわいてきます。いわゆるライフサイクルアセスメントの観点です。
 「電力」「ライフサイクルアセスメント」でググってみると5番目に「電源別のライフサイクル CO 排出量を評価 - 電力中央研究所」が出てきます。これによると、太陽光発電38g-CO2/kWhで風力発電が25g-CO2/kWhそれに対してLNG(天然ガス)複合火力474g-CO2/kWh、石油火力783g-CO2/kWh、石炭火力943g-CO2/kWhとなっています。この数字は本当なのかといささか頭をかしげてしまいます。
 それは、生物40億年の歴史により選出されてきた植物より出来たバイオマスが回収段階での労力で苦戦していること。太陽光発電では受光面への埃に対しての問題もあります。仁尾に作った太陽熱発電はそれで失敗しています。もう一つの、風力発電ですが、これはライフサイクルアセスメントの他に本当に必要量が日本に存在しているのかと言った問題が考えられます。結局、当方が思っているのは江戸時代に散々、太陽エネルギー利用を進めてきたのですが、出来たのは禿げ山です。現代の科学力が幾ら発達しているとはいへどうもここら辺からの疑問が私にはわいてくるのです。これに対して番組では何ら回答は示されていないのです。
 もう一つが、太陽熱利用の観点です。なぜか、太陽光発電に関心が向かってしまい太陽熱利用がおろそかにされているように思えます。暖房、給湯や乾燥などは比較的低熱源でも利用可能です。デシカント冷房では熱源から冷房に変換することも可能ですがそういったことは番組ではおざなりです。
 さらに、石炭火力発電所の問いかけです。番組では執拗に石炭を悪者にしています。確かに石炭はライフサクイクルアセスメント上は、化石燃料として炭化水素にすら勝てないのは明白です。しかし、我が国ではエネルギー安全保障上、多様なエネルギーに依存すべきで石炭利用もその一つかと思えるのです。他国でも考え方は同じでしょう。
 以上のように何だかこの番組には違和感を覚えるのでした。


にほんブログ村 経済ブログ 経済情報へWebページ紹介サイトにほんブログ村に参加しています。よろしかったら左のバナー(ボタン)をクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログ 軍事・防衛へ
にほんブログ村 政治ブログ 平和へ

2017年12月10日 (日)

象山地下壕(松代大本営)跡に行ってみた

 今回は、象山地下壕(松代大本営)跡に行ってみたことについて書いてみたいと思います。
 象山地下壕跡については、ウィキの松代大本営跡[松代紀行]象山地下壕,幻の松代大本営,皆神山?に既述があるので今更ですが簡単な説明を書いておきます。
 象山地下壕は、長野県長野市松代町にある地下壕で、大東亜戦争(太平洋戦争)の末期に本土決戦のため政府中枢を移すため掘られた壕で近傍には大本営(陸海軍の中枢)と天皇陛下の御座所(舞鶴山)や食料貯蔵庫(皆神山)とされた壕が掘られたそうで合わせて「松代大本営」と呼ぶようです。9ヶ月間で総延長は3つの壕を合わせて10kmあまりが完成し計画の8割とされています。その中で象山地下壕は5853m掘られたとされています。結局、本土決戦は行われず幻の大本営跡となったのでした。

 

Dscn0443

 

 


Dscn0439

 

 


Dscn0437
Dscn0445
Dscn0449
Dscn0455

 

 


 象山地下壕跡の入り口は実は地下壕の裏側で反対側がから掘り進められたそうです。
Dscn0458

 

 


あとは、さすがに金網が張ってあり入れなくしているところは落石の跡もみられ管理も大変だと思うのに無料で見られるとはありがたいところです。
 当方は長野駅らかバスで行ったのですが、「30古戦場経由松代行き」に長野駅バス停から乗れば良かったのですが長野バスターミナルまで歩いて少しばかり遠回りをしてしまいました。降り口は松代八十二銀行前バス停でおりて徒歩でも行けたのですが「まち歩きセンター」でレンタサイクルを借りて行きました。(まち歩きセンターには木町バス停の方が近かったりします)上記ブログでは松代駅近くの観光案内所でもレンタサイクルを借りたことが書いてあります。
 さて、当方は広島・長崎の原子爆弾がなくとも、松代大本営は使われずにすんで良かったものと思います。それは、戦争が長引いていたら日本が東西ドイツや南北朝鮮の様に分割されたり、旧ソ連領になる地域が出ていたかもしれないからです。事実、北方四島は現在でもロシアが占領しています。
 ただ、日本が本土でまで戦おうとしていた事実は残ります。当方は、主に沖縄で言われるところの捨て石にされたとの表現は本土決戦を戦おうとしていた事実を持ってもあまり良い表現ではないと思います。過去にも当方のWebページ「イントロンの暴走」の中で■沖縄戦は捨て石か? 2010年06月09日と言う記述をしております。
 次に、象山地下壕跡の入り口の脇に「もうひとつの歴史館・松代」がありますが、説明の内容は疑問に思うものが多くありました。まず、朝鮮人労務者のことです。この壕をつくったのは朝鮮人労務者であり技術も朝鮮人労務者が持っていたとの内容の説明を受けましたが朝鮮人に掘削技術や測量技術を教えたのは文明開化を果たした日本人のはずです。また、慰安所がもうけられて朝鮮からだまされて連れてこられたとの説明も受けました。確かに設営したのは日本人でしょうが、だましたのは朝鮮人であるはずで、しかも、目的は朝鮮人労務者のための慰安所です。最後に、天皇陛下の御座所の内装はヒノキ造りで豪華であった旨の説明も受けました。しかし、昭和天皇は戦争を忍んでスリッパがすり切れるほど使っていたそうです。この例から見てもこの歴史館は天皇陛下と国民の分断が目的の一つではないかと思われるものになっているのでした。この歴史館は朝鮮人の怨念が感じられるものでした。入館料200円なので、このようなプロパガンダも世の中にあることを知っておくには良いのかと思います。



にほんブログ村 政治ブログ 軍事・防衛へWebページ紹介サイトにほんブログ村に参加しています。よろしかったら左のバナー(ボタン)をクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログ 平和へ

« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »