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2017年5月 5日 (金)

カメラ式電子辞書イミシルを使ってみて

 文具屋さんでおもしろいものを見つけたので使用感(レビュー)を書いてみたいと思います。
 カメラ式電子辞書イミシル(Imsiru)RW10です。メーカーでは電子辞書と呼ばずワードリーダーと呼んでいます。
Dscn0354_2
 見た目は写真の通りトイカメラのような形をしています。30万画素のカメラがついており、それに読み込んだ単語を文字変換“OCR(Optical Character Recognition/Reader、光学的文字認識)”し意味を表示するというものです。メーカーはデジタルメモ“ポメラ”で有名な株式会社キングジムです。値段も1万円程度とお手頃です。
 辞書としては国語辞典のほか英和、和英、簡体字版中日、日中、繁体字版日中、中日、韓日、日韓辞典と豊富です。ちょっと豊富すぎで使い勝手が悪いです。それは、操作の簡便性のためボタン(スイッチ)の数を少なくしていることが影響し多言語化をしてしまうと同じボタンを数回押さないとならないと言うことが起きているためです。具体的には、認識する為の言語を変えるためのボタンを押す毎に英→韓→簡→繁→日→英と変わることです。これが、韓国語、中国語を除くと英→日→英と簡単になることです。
 次に、暗いところでも文字が判別できるようにLEDライトがついています。写真では本体右上の白い点です。また、カメラが白い点の下に黒くなって見えると思います。これで、暗い場所でも文字をはっきり写すことができます。
さらには、モニターに写っている文字の認識はどうでしょうか。これは、大分文字を大きく写す必要がありますが判別可能でした。試しに、LinuxのディストリビューションであるUbuntuの端末の文字を判別してみました。当然ですが、文字の白黒が、端末ですので反転されています。モニターは22型のテレビを使っています。モニターの写真を以下のように示しました。
20170504054643_1920x1080_scrot_2
右上の端末が標準の大きさの200%にしたものです。左下が標準の大きさの端末です。
Dscn0350_2
[is interpreted ]を写して見たところです。写真の中央付近にis interpreted UとしてOCRで認識されているのが分かります。interpretに下線が入り下に訳が“説明[解釈]する,通訳する,演奏[演出]する”と載っています。複数単語にも対応しており、単語毎に選択ボタンで選ぶことができます。今回は選択ボタンを1回押しisの次の単語を選びました。カメラを写す時には十分固定して手ぶれがおきないよう注意して写す必要があります。きれいに[  ]内に単語が入れば相当な確率でOCRソフトが文字認識をしてくれます。
 三番目に辞書変換の正確さのほうですが下の写真を見ると分かると思いますが
Dscn0353_2
Usingを写したところ単語としてはusで表示されています。他の単語で試したところ長い単語ではingがつく単語でも比較的正確に訳してくれるようです。
 総合的に見てかなりよくできていて最初にもお手頃と書きましたが普通の電子辞書に比較しても値段が安いのではと思います。電池が長持ちするとなおのこと良いです。
 最後に、どこかの電気屋さんでペン型で書面をなぞる形の電子辞書もみましたが、値段は高く英日の機種と日日の機種の2機種に分かれていました。今回のように、人柱になれるほどの価格ではありませんでした。

5月7日追記
 あまり使わずに書いたのでちょっと追記です。国語辞典を使う時は意味だけが表示され漢字に読み仮名がついてこないことも困るところです。

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