北朝鮮が今度はロケット発射だそうです。ちょっと遅くなりましたが備忘録として記載しておきます。
2016年2月7日9:30ごろ「テポドン2改」を発射したそうです。電波の発信こそないものの2個の物体が衛星軌道に乗ったそうです。
事前に発射準備をとらえて政府は「破壊措置命令」を出して、沖縄の宮古島、石垣島にまで「PAC3」での迎撃態勢を整えたそうですが、私にはあまり意味のあることではないように思えました。
私のモヤモヤと思ったことに、DIAMOND online「
北朝鮮が発射したテポドン2改はミサイルではない」で軍事ジャーナリスト田岡俊次氏がコラムを載せており、ほぼ、納得ができるところなので紹介しておきます。
田岡氏は、テポドン2改で人工衛星が打ち上がったこと、発射準備に相当の時間を要すること、ICBM(大陸間弾道弾)であれば再突入の高温に耐えなくてはならないことからミサイルではなく衛星打ち上げのロケットであることを述べています。(とは言え国連決議には抵触しているとしていますが)
次に、ロケットの残骸の迎撃については、迎撃したら残骸が複数個になるため1つの残骸か複数の残骸か、どちらがよいのかについて疑問を呈しています。また、目標が不規則な動きをすれば未来位置を予測し命中させることが難しいことを述べています。
私は弾道弾の迎撃であるミサイル防衛(MD)は難しいのではないかと考えていましたがそれを裏付ける記載だと感じました。
<当ブログ参考>
北朝鮮がミサイルを発射し、成功したもよう(2012年12月)
北朝鮮ロケット発射に思うことについて(2012年4月)
北朝鮮の衛星打上げ予告に対するイージス艦配備に思う。(2012年3月)
ミサイル防衛の有効性について(2011年9月)
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