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2015年8月22日 (土)

ソ連の崩壊や北朝鮮の飢饉と戦争について考えてみる

 ちょっと遅くなりましたが8月15日(終戦の日)になるとどうしても考えさせられることが多くなります。特に今年は戦後70年の節目になることもありなおさらです。日本がもう戦争に巻き込まれないように反戦活動をしている人には特に妙な気持ちにさせられます。既に表題でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、戦争(武力による国家間の闘争)状態でなくとも、闘争状態で人は死ぬことがあるのです。しかも、身近な例としてソ連の崩壊による死亡率の増加や北朝鮮の飢饉による死亡者について考えてみたいと思います。戦争は悲惨だからしてはいけないというのであれば、この戦闘なき闘争状態での死者はどう考えれば良いのでしょう。経済闘争は良くて武力闘争はだめとどうして線引きが可能なのでしょうか。 結局、戦争のみを反対しても経済的圧迫等により悲惨な状態は起こりうるので戦争反対ではなく、あらゆる闘争に対して、しかも闘争を起こしている当事者間に対して反対しなくては悲惨な状況を避け得ないことになります。はたして、その様なことは可能なのでしょうか?具体的には中国や北朝鮮に対してその様なことが可能かと言うことです。
 さて、それではソ連の崩壊(ウィキ)について考えてみたいと思います。ソ連はアメリカとの冷戦を戦って結局のところ軍拡競争で武力が経済的に維持できない程に拡大してしまい闘争をあきらめましたが内紛により自壊してしまったと言うことです。この崩壊は1991年12月に起きましたが、これでロシアは経済混乱が起き物価高騰にあえぎ「ロシアの長期人口統計」表1(p26)では1981年~1991年までの死亡率は10~11%台であったもが1992年~2002年までは12~16%台と高くなっています。%で見るとさほどではないような気になりますが、死亡者数では160万人前後であったものが200万人を超える程まで増えています。毎年40万人程の増加で10年続いていますから400万人程が亡くなったことになり少ない人数ではないことが示されています。死亡理由は不明ですがソ連崩壊との関連性は崩壊後の死亡率が上がっていることから高いものと思われます。
 もう一方の北朝鮮ですが、ソ連崩壊に伴う石油の途絶や農業政策の失敗により90年代後半に飢餓で22万人から350万人が死亡した(これもウィキ)といわれるそうです。
 これらは、武力衝突で直接人が死んだわけではないのです。冷戦と言う闘争状態で発生したものです。日本は平和国家を謳っていますが実際には冷戦で自由主義陣営にあって大きな役割を果たしていたのですから、これらの死亡者の幾らかは日本の責任と言うことになりはしないでしょうか。反戦活動をしている人たちや共鳴者はそのことに気がついているのでしょうか。ふり返って冷戦に我々が負けていたら逆の立場になったかもしれないのです。そのことを自覚しているのでしょうか。
 当方は、国益(国内の最大多数の最大幸福)を目指しますから、他国の人がある程度困窮しても自国内から出征した人が幾らか亡くなっても経済闘争や武力闘争を是とします。これは、自分たちが闘争を放棄しても他国がこれを良しとして日本に闘争を挑まない理由にはならないからです。
 確かに憲法九条によって戦争が起きなかったから戦争で死んだ人はそう多くはいませんが、何らかの形で国家間闘争による自国の死者はいるものと思っています。そう考えれば憲法九条は表面を隠している覆いにすぎないものと思えます。
 また、当方は、日本に武力闘争を挑んでくる国のいる限り武力の威嚇(抑止力)によりこれを阻むことは特に問題ないものと思います。こう言ったことから私は憲法九条は改正すべきあると思っています。
 人間のさがとして闘争・競争はつきものなのでこれが国家間の武力によるものまで発展しがちになるのは仕方のないところと思います。当方は、武力衝突になることを思いとどまらせるようにいかに効率よく武力を含めたバランスを保つかと言うところが要点であると思っていますが、皆様いかがお考えでしょうか。

<参考 当ブログ中国関連>
世界の指導者被爆地訪問の提案を中国が削除したことに思う
ちょっと遅くなりましたが衆議院選挙について自民党一大議席を維持
憲法9条にノーベル平和賞を?????
反戦平和の活動は国外ですべきでは
東アジアと日本の関係を書いた歴史の本を読んで思う
安倍首相の靖国神社参拝について思う
中国の防空識別圏設定について思う
「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」 中西輝政 著 (PHP新書)を読んで
尖閣諸島への中国の活動家上陸と強制送還について
最近の尖閣諸島情勢をみて
Fー35の導入について思う。
「尖閣戦争」西尾幹二 青木直人 共著 を読んで
中国国防費が2012年予算案で11.2%増だそうです。

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