石炭依存を強めては
エネルギー問題について考えてみました。
当然日本は、天然資源に乏しく石炭、石油、天然ガスからウランまで輸入に頼っています。東日本大震災による福島第一原発の事故により日本で原子力発電を行うことがいかに危険であかが明白になったのです。しかしながら、二酸化炭素排出による地球温暖化問題が一方で叫ばれておりそれには化石燃料からの脱却が不可欠とされています。原子力エネルギーの利用が閉ざされようとしている中で、期待されているのは太陽光や風力、水力、バイオマス等の自然エネルギーですが、それは太陽エネルギーを起源として薄く広がることから取り出すことが難しいのが現状です。出来るだけ自然エネルギーを生かすとしても、我々の豊かな生活を捨ててまでそれのみに頼ると言うことは実際難しいのではないでしょうか。身近なところでは自動車やエアコンの無い生活が考えられるでしょうか?
さて、この様にエネルギーの現状を見ると化石燃料から我々は逃れがたい実態があると思えるのです。この化石燃料の中でも炭化水素である石油、天然ガスは幾分ましとして石炭が悪者になるのですが私は本当にこの考え方に組して良いものかいささか疑問に思うのです。確かに石油は液体で現代では取扱易いものの代名詞ですが、当方は国家の安全保障上も中東に集中する石油に依存するのはいかがなものかと思うのです。また、可採埋蔵量の面から言っても石炭が今のところ最も多いところとなっているからです。日本の場合、メタンハイドレートがあるのでこれが採掘可能となればもっとバラ色の未来も描けるのかもしれませんが今のところ鳴かず飛ばずです。
言い換えると、中東に依存しないですみ、具体的にはオーストラリアやインドネシアなどの近隣国からの比較的安全な輸送によりすみ、当分間エネルギーの枯渇に悩まずにすむことが魅力な訳です。
電力の比重は出来るだけ石炭に依存するのがよく、自動車等のエンジンによる自走機械、船舶についても石炭からメタノールに変換することによる液化や石炭スラリー燃料(石炭粉末を液体に混濁させた燃料)によるディーゼル燃料化技術の開発・煤煙のフィルター等分離機による清浄化で燃料としての安定供給も可能ではないかと思うのですが。石炭スラリー燃料は20%でも30%でも石油増量剤として代替出来れば良いのではと思っています。可能であれば、バスなど公共交通機関や農業機械は縮石油化を図れるよう補助や義務化をする方が安全保障上良いような気がします。
あともう一つ、石炭は石油に比べると貯蔵に向いているような気がします。場所さえあれば火事に成らない様に土をかぶせて置いておけば良いからです。これも安全保障上我々の手近にエネルギーを確保できることが良いですし4~5年分ストックがあれば個人的には安心です。安いときに買い付けて高いときに放出するようにすればエネルギー価格の安定にも寄与できます。
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