株価はバブルか?
株価はバブルとのニュースの見出しを見ましたが、最も恐れるべきは日本国債のバブルであると思うのです。これがはじければインフレーションの可能性が大です。当ブログの「日経平均終値が16000円台に」や「日経平均終値が16,413.76円に」または、当方のWebページ、イントロンの暴走の中の「さいきん思ったこと」の中に「借金だらけの御国」2003年7月12日でも国債の残高に対して感じていたことを書いています。
さて、国債がなぜバブルなのかの説明が少し不足していますので当方なりの説明を加えておきましょう。それは、返せる当ても無いのに国債の価格高止まり(金利の低迷)があるからです。結局、国内の資産の余剰を持った人は預貯金や国債をなんの危険も見い出さず多量に買っているのです。マスコミは株価バブルの轍には厳しいのですが、国債バブルにはなぜだか非常に甘いように思えます。また、国債は税金で返すものと錯覚しているかのようですが、返せない場合は国債の金利上昇以上のインフレーションです。それは既に、金融緩和による市中への資金投入による円の価値の低下、それによる為替相場の円安へ、さらにそれに伴う輸入物資の価格上昇という形で表出し、円安や物価上昇がどこまで進むのかは予想が及びません。(専門家には予想が付くのでしょうか。馬鹿な当方に分かるように説明された書物を見たことがありません。)
また、株価の上昇は円価値の低下による相対的な上昇と輸出企業の業績改善の二つがあるものと思われます。従って、今後の物価上昇を考えれば必ずしもバブルとは呼べないのでは無いかと思うのです。
あと余談ですが、国内の多量の国債を処理しているということはそれを買えるだけの人とお金があると言うことです。
最後に、このインフレーションによる経済混乱は出来れば中国の不動産バブルがはじけたあとになって欲しいものです。中国との闘争に負けて欲しくないからです。さすがに、中国でも不動産バブルがはじければ日本と紛争を起こす原資を失うでしょうし混乱収拾のために対日本どころの騒ぎでは無くなるでしょうから。
各検索サイトから「イントロンのブログ」やWabページ「イントロンの暴走」を検索する場合「イントロン」だけでは無く「イントロンの」としてもらえると進みやすいようです。







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