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2014年1月

2014年1月 9日 (木)

「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄を」ヘンリー・S・ストークス著(祥伝社新書)を読んで

 本の題名「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄を」が示している通りです。
 本来英国人であり大東亜戦争後の植民地政策で結局インドを始め独立されて日本に煮え湯を飲まされた側であるにもかかわらずのこの題名ですから、思い入れは大きいものと思います。
 大筋としては、まえがきに書いてある通りです。特にp4に

大東亜戦争は、日本の自衛のための戦いだった。それは戦後マッカーサーがアメリカに戻って議会で証言した「マッカーサー証言」によっても明らかだ。東京裁判は裁判の名にも値しない、無法の復讐劇だった。「南京大虐殺」にしても、信用できる証言は何一つとしてなく、そればかりか中国が外人記者や企業人を使って世界に発信した謀略宣伝であることが明らかになっている。「慰安婦問題」については、論ずるにも値しない。

と書かれており、当然、その内容について本文でも書かれていることは非常に心強いところです。
 また、本書では、ジャーナリストとして出会ったアジアのリーダーや重要人物についての記載もあります。
 さて、本書を読むと若干、三島由紀夫の記載内容が多いのが気になる所はありますが、著者の印象にそれだけ強く残っていると言うところでしょうか。
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