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Raspberry Piの購入に合わせてPiFace Digital DEV-11772言うデジタルI/O拡張ボードもせんごくネット通販http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/search.php?cid=4500で5,060円で購入しておりました。
下の写真のRaspberry Piの上に載っているのがそれです。
このボードには0番~7番の8つのLEDを点灯できるほか2つのリレーが載せられています。0番と1番のLEDは点灯するとリレーも動きます。
私はこのPiFaceはGPIO端子で動くものだと思い込んで買ったのですが、そうではなく、SPIと言う汎用通信規格で動作するものと判明しました。右のWebページhttp://www.noveldevices.co.uk/rp-piface-2をWebページの翻訳機能と本の「Raspberry Piでつくる電子工作」工学社p107でわかりました。
最初頭を抱えてしまったのですが各種Webページ、本の「Raspberry Piでつくる電子工作」で何とかC言語によるLEDの点灯、点滅(Lチカ)に成功したので報告したいと思います。
まず、SPIを有効にする設定を行わなくてはなりません。Webページhttp://www.noveldevices.co.uk/rp-piface-2のStep1でテキストエディターのnanoで/etc/modprobe.d/raspi-blacklist.confファイルの編集をします。sudoで管理者権限を使わないとファイルの保存ができません。同じ様なことが「Raspberry Piでつくる電子工作」のp127“「SPI」を有効にする設定”に載っているのでこれも参考にして作業を行いました。
その次の作業としてはhttp://www.noveldevices.co.uk/rp-piface-2のStepに則って作業をします。しかしながら、Step8までやってみたのですが、./piface_programを実行したところでエラーが発生してしまいました。
そこで、何とかhttp://www.farnell.com/datasheets/1684425.pdfのp2に従ってPiFace Emulatorを動作させたところ(途中のinstall.txtは1行1行LXTerminalで実行する必要があります。)、PiFace Emulatorが下の写真のパネルと共に動作しました。
PiFace Emulatorを起動させてLEDの0番を点灯させたところ
PiFace Emulatorにより実際にPiFaceが点灯しているところ
ここで再度、http://www.noveldevices.co.uk/rp-piface-2のStep7とStep8を実行したところLEDの1番が点灯しました。
更に、C言語のソースを他のLチカと同じようにwhile()とsleep()関数を使って書き換えると点滅するようになりました。
実際のところは色々試行錯誤をやっているのでこれで必ず繋がるとは限りませんが、私の様にStep7とStep8で上手くゆかなかった人は試してみてはどうでしょうか。
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