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2012年11月

2012年11月10日 (土)

一票の格差に思う。国会議員を地域の面積割りで選出しては

 最近、国会の解散への動きが活発で一票の格差による国会議員の定数是正の話題が出ていることから思い出しました。
 民主主義の国としては国民1人当たりの差がないようにとの考えが主流なのですが、これでは人口密度の高いところほど有権者の意見が通りやすくなり、過疎化が進むのではないかと思うのです。かと言って中央集権国家は集中や効率性において捨てがたいものがありますので地方と中央のパイプ役として議員が国土の面積当たりで選出されれば良いのではないかと言うのが私の考えです。当然、全ての議員を面積割りで出すのではなく比例代表議員を面積割りにするとか色々考え方はあるものと思います。
 既に税金の分配は地方交付税交付金として地方行政に対して面積換算で算出する考え方が取り入れられている模様であり、議員についてもこの考え方を進めても良いのではないかと思うのです。地方が住みやすくなり地方の過疎が解決して、都市の過密の問題も解決されればと思う次第です。
 しかし、当然この制度が導入されれば国民当たりによる投票の一票の格差は当然ほとんど認められないこととなり、面積割りを導入しても今の状態よりも地方の意見を聞き入れる体制は悪化する可能性もあるわけで何ともなところですが。

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