今日は護衛艦せんだいを見てきました
今日は「たまの港フェスティバル」で護衛艦せんだいを見てきました。
基準排水量2000tの大きな船ではありませんが港に泊まっていると結構な存在感です。
船の詳しいことはウィキでも見てください。
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今日は「たまの港フェスティバル」で護衛艦せんだいを見てきました。
基準排水量2000tの大きな船ではありませんが港に泊まっていると結構な存在感です。
船の詳しいことはウィキでも見てください。
ちょっと遅くなりましたが、表題の話題です。
戦闘機は兵器の中でも相当高価な部類に入るので興味がわくところですが皆様はどうでしょうか。
以下のようにニュースが出ています。
「価格上昇のF35、日本への売却総額8000億円 米国防総省見直し」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120503/plc12050321280027-n1.htm
その中で、導入機数は42機で機体のみの価格では無いらしいのですが1機当たり約190億円だそうです。
価格はウィキペディアよりFー15J/DJが約90億円、Fー16C/Dが約15億円なので高いようにも思えるのですが、日本のF-2は約119億円もしますので恐ろしく高いとまでは言えないのでしょうか。
さて、「日中もし戦わば」(マイケル・グリーン、張 宇燕、春原 剛、富坂 聰 共著)p214の中で春原氏が
“今日本の主力戦闘機はF15なのですが、たとえば中国が「最新鋭の第五世代ステルス機」と胸を張る「殲20」を尖閣上空に進入させてきたら、一体どうなるのか。・・・中略・・・中国の行為も「脅し」であって、まだ本気ではない。ですから、それに対して日本も無言の圧力、つまり、より強い「脅し」で対応したいだけなのです。日本の航空自衛隊の幹部は当初、次期主力戦闘機として米国が誇る最強のステルス戦闘機F22が欲しいと主張したのですが、その背景にもこうした事情、考えがあるのです。日本としてみれば、中国と空中戦などやりたくない。だから、中国が戦闘機を尖閣周辺に送ってきても、自衛隊のF22が飛んでいけば、彼らも「これはかなわない」と思って逃げていく。”
としており、日本にステルス戦闘機が必要であることを説いています。私は、このような形で軍事競争をするのはどのようなものかとも思えるのです。本当に1機190億円かけてまで尖閣諸島を守るのかと言うことはもっと議論があっても良いように思えます。また、日本が尖閣諸島に自衛隊を駐留させることが中国にとって宣戦布告であるならば、本気でなくてもステルス戦闘機を送り込んでくることはそれこそ日本に宣戦布告をしているようなものだとも思えるのですが。この辺は本書の議論とはなっていないようです。
それから、Fー35の導入価格もさることながら導入機数が少ない事が気になるところです。
ウィキペディアより
「主要装備はF-15J戦闘機201機、F-2戦闘機80機、F-4戦闘機約64機、合計345機・・・」
だそうで、それに比べると数が少ないのです。F-4がまだ現役なんだから当分F-15やF-2には働いてもらうと言うことになるのでしょうが、戦闘機どうしの戦闘には向かなくても偵察機や爆撃機等に対処するための安いが取り得の数で勝負するための戦闘機も必要性がありそうです。F-2を増産するか、F-16を購入するのが良い様にも思えるのですが。
ミサイル防衛システムとしては脆弱と思われるPAC3やSM3も対空兵器としては十分役を果たすのでこれらも考慮できるのかと思いますがそれにしても42機は少ないように思えます。
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「6月契約で最終調整 2016年度納入のF35戦闘機 日米両政府」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120509/amr12050910550003-n1.htm
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