「防衛破綻」清谷信一 著を読んで
「防衛破綻」副題:「ガラパゴス化」する自衛隊装備 清谷信一 著 中公新書ラクレ
特に終戦の日を選んだわけではないのですが国防問題をテーマとした本の紹介です。
本書は、はじめにで7頁8行目
本書は防衛装備の問題点を具体的かつ、わかりやすく解説することを目的としている。
としていますが、それに加えて法律の問題についても一部解説してくれています。32頁15行
例えば戦闘中に隊員に戦死者が出ても仮埋葬もできない。塹壕を掘るのにも、地主の許可がいる。交通統制ができないので避難民の交通整理もできない。防衛出動命令が出る前だと、武器は自衛隊員とその装備を守るためだけしか使えないので、国民が敵に攻撃されていても見殺しにするしかない。
この部分は自衛隊が軍隊として認めてもらっていないことから発している問題だそうです。私は結局、自衛隊を軍隊とするのであれば憲法第九条を変えなくてはならないのだと思っています。憲法第九条を拡大解釈でやるにはあまりにも言葉をゆがめすぎではないかと思うのです。
防衛装備の問題点については本の中で小銃から戦闘機にいたるまで仔細に述べられているのでこれに譲りたいと思います。兵器の調達にあたって天下り先の確保のためや必要性に疑問がある豪華装備を買おうとすることにより問題が起こって来ることを指摘しています。
また、あとがきに219頁4行目
筆者が防衛省や自衛隊、国内防衛産業に対して厳しいのは我が国の防衛産業の基盤を維持したいからだ。国防は国家存続の根幹である。安全保障上の観点から防衛装備はできるだけ国産開発を行うべきである。・・・中略・・・しかし、実際問題として装備をすべて国産でまかなうのは不可能である。・・・中略・・・こうした問題を先送りにし、(われわれジャーナリストも含めて)努力を怠れば、我が国の防衛産業が瓦解する日はそう遠くない。
と、国防装備をできるだけ国内調達する必要性を説きながら、コスト的に海外調達にせざるおえない現状を危機意識を持って書かれています。
我々有権者も独立国として国を守るためコスト意識を持って本書を手にとってみてはいかがでしょうか。
本を読んでの感想は「イントロンの暴走」にも書いてあるので見てくださいね。
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コメント
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まあこの人の評価は色々あるのですが、日本独自のドクトリンが理解出来ていない嫌いがあるのではないかと私個人は思います。むしろ海外から調達した場合の方が高くなる可能性もあること、日本の国内で開発した装備で大きく失敗した物はないことを理解しているのか甚だ疑問な部分もあります。
投稿: アシナガバチ | 2011年8月17日 (水) 12時24分
アシナガバチさまこんにちは
早速の私へのコメント感謝申し上げます。
さて、この本への評価ですが私は必ずしも防衛の専門化でもなく著者の他の本を読んでいる訳ではないので的外れな回答になることをご容赦ください。
まず、軍事コストについて、イスラエルや韓国といった紛争当事国が日本よりも低予算で対処している事例ありそれに比べ日本の自衛隊は高コスト体質だとの文章を見た記憶があります。
また、貴方の言われる“日本独自のドクトリン”が何を示しているのかよく分からないのですが、私にはアメリカ迎合で中国弱腰にしか見えません。核を持たない国としてそれも致し方ないのかもしれませんが、もう少しやり方がないものかと一人本を読みつつ考えてみているところです。
ほかには、軍事装備は戦車にしても飛行機にしても単価が高いので少なくともこの本に書いてあることに防衛省は回答を示せるようになって欲しいものです。
投稿: イントロン | 2011年8月17日 (水) 19時53分
>単価が高い
逆に輸入すれば安くなりますか?国内に同等品以上の装備を製造可能な基盤がない限りは足元を見られるのですが。
>清谷信一氏
「軽装甲機動車が7.62mm弾で打ち抜かれてしまう」だとか基礎的な事柄に関して事実誤認が多いです(実際は軽装甲起動車は12.7mm弾による攻撃にも耐える)。それ以外にもF-2戦闘機には対艦ミサイルを四発搭載出来ないと述べたり(実際は出来る)、10式戦車の重量が44tなので防御力に悖ると述べたり(実際の防御力は50tの90式以上)、「軍が救難用に飛行艇を運用しているのは我が国だけである」と述べたり(ロシア軍ではBe-12チャイカの捜索救難型を運用中であり、ロシア軍はその後継機としてA-42アルバトロスを導入する予定)、など事実誤認に関しては枚挙にいとまがないのです。
>私にはアメリカ迎合
何か問題がありますか?日米同盟が強固であればある程に中国と北朝鮮は選択肢が少なくなり、逆に弱体化すればする程に中国と北朝鮮は冒険的な行動をとりやすくなります。中国は過去のベトナムやフィリピンに対する事例を見ても、米軍撤退後に軍事行動を起こす傾向があります。更に言えば普天間基地問題で日米同盟が揺るぎ始めた際には複数のアジア諸国から懸念が表明されました。それは日米同盟が日本以外のアジア諸国にとっても中国に対する抑止力として機能しているからなのです。特に台湾や韓国にとっては死活問題です。
自分の国は自分で守るのが確かに基本ですね。日本は自民党政権時代から財政難から防衛費を削減し続けており、2008年5月20日には当時のシーファー米大使がそれを問題視し、日本も防衛費を増やす様に提言しています。アメリカは同盟国を見捨てたことはありません。朝鮮戦争でもベトナム戦争でもです(戦争には負けたかもしれませんが)。
自主防衛論や独自外交との主張をよく聞きますがこれの具体像は一体何でしょう 。私はそれを聞いたことがありません。
現状の日本は独自外交ではないのでしょうか。日本が独自に判断して日米の連携を強固に保っているのです。独自外交が反米である必要がありますか?逆にグローバル化が進展して世界中の国々の依存が深まっているのではないですか。それも悪なのですか?百歩譲って独自外交ではないとして、それでは米国やロシアと対等な外交や同盟をしている国を氏は挙げることが出来ますか?日本とジブチの「地位協定」が書かれた外務省の資料はお読みになられたことはありますか?圧倒的に日本側に優位な内容ではないですか?
http://paper-wasp.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-2ebe.html
それは日本側とジブチ側では圧倒的な国力の差があるからなのです。それが国際政治の現実です。
米中でも思うがままの外交政策はとれていません。米国はイラクやアフガニスタンでも苦戦を強いられています。中国は米国の抑止力が働いているので極東や東南アジア諸国への軍事進出が現状では困難です。
投稿: アシナガバチ | 2011年8月19日 (金) 12時56分
アシナガバチさまこんばんは
二度までも出向いて頂き感謝申し上げます。
>単価が高い
さて、私の書き方が足りないためか少しばかり誤解を生じております。この単価が高いと言いたかったのは兵器は概括的に単価が高い(日本、外国に限らず)ので1つ1つ検討するだけで相当影響が大きいと言うことを述べたかったのです。ですから、有権者は軍事支出にもっと敏感で勉強するべきでは無いかと言いたかったのです。
貴方の“逆に輸入すれば安くなりますか?”
装備によっては安くなると思いますし、国産をあきらめざるおえない場合もあると思います。ただし、清谷氏も“我が国の防衛産業の基盤を維持したい”と言っているとおり基本は国産だと思います。
>清谷信一氏
貴方の“「軽装甲機動車が7.62mm弾で打ち抜かれてしまう」だとか基礎的な事柄に関して事実誤認が多いです”
何か、打ち抜かれないという話があるのでしょうか。清谷氏は95頁12行目で“装甲の厚さは「秘」扱いだが、・・・以下略”としています。(たぶん水掛け論になるのだと思います。)
貴方の“それ以外にもF-2戦闘機には対艦ミサイルを四発搭載出来ないと述べたり”
本書では162頁4行“まず、F-2は採用後4発の対艦ミサイルを搭載しての・・・以下略”と4発搭載できることは認識しているようですが。
貴方の“10式戦車の重量が44tなので防御力に悖ると述べたり(実際の防御力は50tの90式以上)”
素朴に考えれば重量が減れば防御力は下がると考えるのですが、清谷氏は87頁1行目で“我が国の優れたセラミック技術をもって製造した優秀な複合装甲が軽量化に貢献している、という主張もある。・・・中略・・・イスラエルやドイツのように、装甲用を主に開発しているメーカーがあるわけではない。”としています。
貴方の“「軍が救難用に飛行艇を運用しているのは我が国だけである」と述べたり(ロシア軍ではBe-12チャイカの捜索救難型を運用中であり”
ここは貴方のいう方が正しいようですね。
事実誤認もあるようですが見解の不一致が主の様に思われるのですが。
>私にはアメリカ迎合
私は日米安保に反対しているわけではありません。
むしろ賛成ですが、私は貴方のいうアメリカを信じておらず、アメリカは日本と中国を天秤にかけているだけだと思います。最も新しいところでは、中国の胡錦涛国家主席のアメリカ訪問は赤絨毯で迎え入れています。
貴方の“日米同盟が強固であればある程に中国と北朝鮮は選択肢が少なくなり、逆に弱体化すればする程に中国と北朝鮮は冒険的な行動をとりやすくなります。”
これは当然そうなのですが、アメリカが御無体な仕打ちを行いそうなようでは日本が尻尾を振り続けても仕方のないところです。むしろ日本は独自路線を示してアメリカを振り向かせるような努力が必要なのではないかと思うのです。日本の独自路線とは食料・化石エネルギー・商圏の確保がまずあり、これに加えて国土防衛や軍事・外交によるシーレーンの確保があると思います。(その他必要物資は数えればきりがないかもしれませんね。)
貴方の“逆にグローバル化が進展して世界中の国々の依存が深まっているのではないですか。”
そうなのです。中国間と言う観点から見れば先の肥料、レアアースに見られる高輸入割合の資源抱えているほか中国製品の増加など問題山積です。
貴方の“それでは米国やロシアと対等な外交や同盟をしている国を氏は挙げることが出来ますか”
対等とまでは行かなくても清谷氏は147頁14行目で“英国は米国が技術開示を拒むので、一時期F-35の開発から手を引き、ユーロファイターの海軍型を開発してその代用に当てるぞと「脅迫」して米国から譲歩を引き出したぐらいである。”とアメリカから譲歩を引き出した事例を示しています。また155頁にはイスラエルの例が示されています。
貴方の“日本とジブチの「地位協定」が書かれた外務省の資料はお読みになられたことはありますか?”
貴方のブログを見させて頂きました。今でも治外法権はありなんですね。確かに日本の便宜が大きいことからこのような協定でもありなのでしょうが。
最後に、アメリカには思いやり予算やF-2戦闘機の開発の問題、PAC-3の導入問題(マジノ線の愚と同等?)、トヨタへの集中的なバッシング、国産基本ソフト(TRON)への干渉等、当方の知っているのをあげただけでもこれだけ煮え湯を飲まされたり飲まされかかったりしているわけで、ここまで我慢が必要かと思うほどです。
投稿: イントロン | 2011年8月20日 (土) 20時01分
こんにちは。返信が遅くなり申し訳ありません。
>単価
兵器のトレンドとしてハイテク化が今後も進みますので、高額化は今後も止まりません。
輸入した場合は、国内に基盤がない限り「ぼられる」のが現実です。ドイツも戦車を10億円以上で輸出しています。
>清谷信一氏
JSF氏という方をご存知でしょうか。この方は軍事分野の所謂カリスマブロガーです。一日のアクセス件数が5000件~10000件程度あります。私もよく参考にしています。
http://obiekt.seesaa.net/
そこで清谷氏が前述の様な発言があったことを批判しています。もし清谷氏がその後に認識を変更しているということであれば、私の確認不足ですのでそれはお詫び申し上げます。
>軽装甲機動車
清谷信一,コンバットマガジン2010年2月号,p129:「しかもAPCは装甲が薄く、7.62mm弾に耐えられるレベルⅠ程度の耐弾性(軽装甲機動車は5.56mmまで)で、戦車に随伴するのは難しい。」
それに対し
「陸上自衛隊 軽装甲機動車」 柘植優介, 『PANZER』2010年7月号, p27:「装甲厚は、防衛省/自衛隊からは公表されていないものの、試作車が耐弾試験において前面で12.7mm機銃弾に耐え(ガラス面も含む)」
http://obiekt.seesaa.net/article/154905339.html
>10式戦車
清谷氏本人のブログ http://kiyotani.at.webry.info/200911/article_2.html 「新戦車は軽量で諸外国の3.5世代戦車に比べて防御力が弱い、装備も劣っている。また特に重量の制限があるため近代化も困難である。早々に陳腐化するのではないか。」
「新戦車は必要か」 清谷信一,コンバットマガジン2010年2月号,p126:「他国と同レベルの性能の戦車を20t前後も軽い44t(モジュラー装甲装着時)に収める事は現在の技術的に不可能である。」
因みにこれに対するJSF氏の反論→ http://obiekt.seesaa.net/article/141933526.html
これ以外にも色々と批判があるので時間があれば探してみて下さい。
日米関係に関してはまた記載します
投稿: アシナガバチ | 2011年8月23日 (火) 12時58分
まず根本的に日米関係はかなり特殊な関係であり、日本固有の事情もあるということを認識する必要があります。
日米安保条約にしましても米国からしてみますとかなり不平等な条約です。米国からしますと日本を防衛する義務を負いますが、日本は例え目の前で米国が攻撃されても日本は米国を防衛する義務は負いません。米国からしますと日本の有事の際にに何故米国が血を流さなくてはならないのかとの不満を抱きます。その一方で日本側からしますと米軍基地が日本国内に何故あるのかとの不満を抱き易くなっています。
イギリスの例を挙げていますが、日本とは比較になりません。日本はロシア、中国、北朝鮮という脅威に直接晒されているのです。冷戦が終結した今では英国には全くそういった直接的な脅威はありません。またイギリスにはそういった戦闘機を製造する能力があるからこそ交渉が出来たのであって、戦闘機の生産技術が余りない日本ではそういった駆け引きは難しくなっています。そしてステルス技術に関して言いますと、ほぼ米国が独占しているといって過言ではありません。英国でも実戦的なステルス戦闘機を独自に開発するのは困難かもしれません。
赤絨毯というのはあくまで外交上の儀礼です。オブラートにつつむのが外交です。外交儀礼と言えばオバマ大統領が天皇陛下に深々と頭を下げたのも記憶に新しいところです。実際には米国は対中包囲網を構築せんとしています。
「2011年度「日米安全保障協議委員会」(2プラス2)と中国空母ワリヤーグ最新動向」
http://paper-wasp.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-5395.html
「『中国は脅威』日米が宣言したも同然…政府筋」
米軍、南シナ海警戒強化を念頭に豪軍と連携も 2011.04.09 Sat posted at: 11:43 JST CNN
http://www.webcitation.org/5xqRMiDJj
ゲーツ長官は「これは対中国というより、(南シナ海における)米国のプレゼンスの維持と中国以外のアジア諸国との関係強化が目的だ」と応じた。=米国:南シナ海安保 多国間で中国包囲網を…ゲーツ長官2011年6月4日(土) 17時24分 毎日新聞) http://mainichi.jp/select/world/news/20110605k0000m030009000c.html
豪首相が日本との安保関係強化を希望
http://paper-wasp.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/420-eef2.html
経済的に関係が深いからといって戦争が発生しないというのは幻想です。第一次世界大戦もしかり、太平洋戦争(当時の日本は今以上に対米貿易に依存していた)もです。
投稿: アシナガバチ | 2011年8月24日 (水) 12時55分
もう一つ気になったのですが、PAC-3の導入問題に関して触れていますが、何か問題なのでしょうか。北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に晒されている日本にとっては必須の装備と言えると私は考えます。
「思いやり予算」に関しては日本は米国の防衛義務は負わないという日米安保条約の性質から考えますと必要な対価だと考えます。
F-2戦闘機の問題は当時の経済的背景を考えますとやむを得ない選択ではなかったでしょうか
投稿: アシナガバチ | 2011年8月24日 (水) 19時17分
世界で唯一独自外交を展開させている国があります。それは二千万の国民が飢餓に苦しんでいる北朝鮮です。どの国の警告も助言も受け入れずに核開発に邁進し、平気で韓国に軍事的挑発を行い韓国側の民間人に死者が出てもいとわず、その一方で世界各国の「ならず者国家」に弾道ミサイルを輸出しています。しかしその北朝鮮でも中国の援助なしでは恐らく体制が崩壊します。
>米国が信頼出来るかどうか
ウィキリークスの公電流出事件を見ても、少なくとも米国の外交政策には裏や陰謀がないことは明白です。
http://paper-wasp.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-e9a3.html
日米で国益が合致しない局面や課題もありますが、安全保障面では利益を共有していると言って良いでしょう。
投稿: アシナガバチ | 2011年8月24日 (水) 19時24分
アシナガバチ様こんばんは
JSF氏については知りませんでしたが早速IEのお気に入りに加えさせて頂きました。
JSF氏の記述には興味深い物があり、追々読ませて頂きたいと思います。
なお、若干の疑問があります。
>ドイツも戦車を10億円以上で輸出しています。
清谷氏81頁4行目“90式の調達価格は平均すると九億円程度で、M1A1やレオパルド2など、他国の第三世代戦車の三~四億円と比べると極めて高い。”としていますがこれは輸出価格ではないと言うことでしょうか、3.5世代戦車でないと言うことでしょうか。
>軽装甲機動車
JSF氏Webページの追記“。(※追記:PANZER誌の独自ソースではなく、インターネット情報がそのままPANZER誌に転載された可能性が高い事が分かりました。これでは雑誌記事ソースとは言えません…http://togetter.com/li/170832)”
と、なっており、Webページの修正までには至っていませんが、水掛け論として謎が深まるばかりです。
>10式戦車
確かに90式より寸法は小さくその分装甲は厚くまたは今までと同等にできるのでしょうが、それが本当に他の部分に影響していないと言えるでしょうか。エンジンの馬力は下がっているようですが。まあ、平野部の少なく、あっても人家など障害物の多い日本に即した進化とも考えられますね。この部分は世界と比較するのは必ずしも適さないのでしょう。
なお、日米関係については私も今後書籍等を通じて書いて行きたいのでここでは終わりにしたいと思います。
ただ、1つだけ日米間がギクシャクするのは憲法9条を含む日本国憲法を押しつけた(日本側にも戦争の放棄を意図した部分はあったにせよ)ことが事の発端でありそう言う意味でも私はアメリカをよく思っていません。
投稿: イントロン | 2011年8月24日 (水) 21時39分
>アシナガバチ氏
JSF氏のいわゆる「信者」です。まともに相手をする必要はありません。
彼らは防衛省のいうことは常に正しい、自衛隊は常に正しいということを主張し、反対する人達を
折伏したいだけです。
ですから、清谷氏や作家の大石英司氏ら自分たちの意に反する主張をする人間に対して徒党を組んで
嫌がらせをしております。
また非難をするためには清谷氏が主張もしていないことすらでっち上げて非難しています。清谷氏以外
に対しても例えば、論敵を叩くために、世界の水上艦艇の主流はタービンエンジンだという自己の主張
のために統合電気推進であるクイーンエリザベスまでタービンエンジン推進だと強弁しています。
フェアな態度ではありません。
また10式戦車は不要だ、既存戦車の改良で充分だと主張する人間を「戦車不要論者」とレッテル張りを
して非難中傷を繰り返してきてきました。
一時期、ネットではかなり猛威を振るっておりましたが、最近は教祖の化けの皮が剥がれてネット社会でも相手にされておりません。
彼らのいう「正しい軍事知識」とは即ち自分の信じたいことに過ぎません。
彼らが清谷氏を嫌うのは自衛隊に対して懐疑的、批判的であるだけでなく、JSFの間違いを指摘して
きたからでしょう。JSFは海自の余剰P-3Cがモスボールされているとか、新型戦車は7億円とか、
新型戦車のスカートはメルカバIV並みに厚いとか、PXは低空ではエンジンの二発を止めるとかなどの
事実に反していることを清谷氏に一次情報を示されて指摘されて(清谷氏が直接指摘したのではなく、
ブログや清谷氏の記事を引用して指摘するコメントが書き込まれたからです)のに腹を立てているだけです。
特に新戦車の単価は産経新聞の報じた7億円は誤報だと、清谷氏はブログで指摘しました。JSF氏は
その清谷氏のブログを読んでなおかつ、「新戦車が7億円と発表されもっとを打撃を受けたのは清谷氏
でしょう」と勝利発言しました。その後新戦車の調達価格は10億程度となったことはいうまでもありません。
JSF氏は常日頃産経の記事は当てにならないと主張してきましたが、自分の都合のいい情報には
だぼはぜのように食い付いたわけです。そかもその情報を防衛省の公式発表だと主張しました。
常識的に考えれば概算要求の1年以上前の新型戦車のお披露目で防衛省が単価を発表することは
ありえません。JSF氏にはリテラシーも常識も著しく欠けています。
自分たちは絶対善であり、その意に反するものは「法敵」であり、折伏するという態度はかつてに創価学会や紅衛兵のようです。
JSF氏は他人のミスを指摘して執拗に追及するのですが、多くの指摘が事実であるにも拘わらず、
自分が過ちを指摘されると黙殺してきました。
そして形勢が不利になると身内に不幸があったとブログの更新を止めました。
ですが、ツイッターではつぶやきを続けています。
また未だに彼らはwikiや清谷氏のブログで清谷氏の中傷を続けています。
JSF氏はツイッターでも福島原発の件では、メルトダウンは起こらない、(反論する)バカは黙っていろと暴言をはきました、メルトダウンが発覚後も謝罪をしていません。
自分たちは常に正しい、間違っているのは他者であるという「宗教」の人達といくら論争をしても無駄でしょう。
因みに清谷氏は今月のコンバットマガジンで技本に対するインタビューを元にした10式の詳細な記事を掲載しています。
対してJSF氏はソースに大学の論文でさえ引用と認められていないwikiや、2ちゃんの軍事常見版などを挙げています。その反面、ミリターバランスなど正確でない、だから引用するときは修正して使うのが当たり前だと主張しています。
確かにミリタリーバランスも正確ではありませんが、研究者ですら例えば中国や北朝鮮の実態はわからないわけです。ですからベンチマークとしてミリタリーバランスを利用しているという事実を見ていません。
ましてシロウト、それもネット情報に頼っている人間が各国の軍の実態を正確にしることはできません。ですが、2ちゃんやwikiを参照してそれが可能だと思っているようです。
長文失礼しました。
投稿: イントロン様 | 2011年10月26日 (水) 23時53分
↑今更ですが、清谷センセイお疲れさまでした。
ファクトを一切示さず、ひたすらJSF氏を叩く芸風は相変わらずですね。
投稿: 通ってすがって? | 2012年12月 5日 (水) 18時49分
今更ながらですが、
>>“「軍が救難用に飛行艇を運用しているのは我が国だけである」と述べたり(ロシア軍ではBe-12チャイカの捜索救難型を運用中であり”
> ここは貴方のいう方が正しいようですね。
いえ、清谷氏は「大型の飛行艇」と書いています。
チャイカは70年代に数機が生産されただけであり、飛行艇の耐用年数を考えれば現役から落ちていると考えていいでしょう。実際ミリタリーバランスでは既に掲載されていません。
それにロシアがチャイカを運用していたのは黒海という「内海」であり、太平洋艦隊では使用していません。というか、できないからでしょう。
何より清谷氏の論旨は「アメリカや西側諸国でSIRに大型飛行艇、つかってないでしょ?
何で日本だけ使う必要があるの?ということでしょう
投稿: | 2013年3月31日 (日) 14時20分